SSQ II (Science and Spiritual Quest, II)報告
General Theological Seminary, December 9-12, 2000
小柳義夫
 
 Science and Spiritual Quest IIというのは、The Center for Theology and the Natural Sciences(http://www.ctns.org/)というBerkeleyの神学校にあるセンターの主催する4年間(2000-2003)にわたるプロジェクトで、Templeton財団が支援している(http://www.ssq.net/)。これは、SSQ I(1996-98)に続くもので、Group 1: Physics and Cosmology (18人、d'Espagnat, Prigogineなどの名前も見える)、Group 2: Genetics and Evolution Biology (15人)、Group 3: Sciences of the Human Person (19人、どういうわけかPrinceton IASの天文学者Hut教授も入っている)とわれわれのGroup 4: Computer Science and Information Technology (15人)の4グループからなる。ちなみにSSQ Iは、Phiscs, Cosmology, Biology, Computer Science and Information Technologyの4グループで構成されていた。参加者は今回とほとんど重複がないようである。例えばPhysicsでは、Chew, Polkinghorne, Sudarshanなどの名前があった。
 第1年目として、今年6月にシリコンバレーで一般向けの会議"Creativity, Spirituality and Computing Technologies"を開いた。今回は、第2年目の始まりとして、12月6日に"The Human Person in Scientific and Spiritual Traditions"という一般向け講演会をやった後、Group 3: Sciences of the Human Person(Dec. 7-10)とGroup 4: Computer Science and Information Thechnologyが半日オーバーラップして連続で開催された。来年1月には、パリでGroup 1: Physics and CosmologyとGroup 2: Genetics and Evolutionary Biologyがやはり半日のオーバーラップで連続して開催される。5月には逆にGroup3とGroup 4がパリで会合し、Group 1とGroup 2はニューヨークで開催する。第3年目としては、来年10月に東海岸で会議、2002年4月にパリ会議、6月にエルサレム会議を、第4年目としては、2002年10月に東京で、2003年3月にインドのバンガローアでシンポジウムを開催する予定とのこと。ワークショップでよく活躍して審査に合格すると、後の会議にも呼んで貰えるとのことである。
 事前に、Principal InvestigatorのPhilip Claytonが全員に電話インタビューを行い、それをテープから起こし、本人に手を入れさせたものがあらかじめ配られた。わたしのところにも、メールで約束した時間に電話があり、なんと70分も話した。transcribeされたものを見ると、赤面である。
 会場のGeneral Theological Seimaryは、Chelsea地区にあるEpiscopalの神学校でかなり古い風格のある建物である。近くのホテルに泊まって、4ブロックほど歩いて通った。12月のニューヨークは最高気温が摂氏2度くらいで東京よりかなり寒い。でも、ミネソタきた人は、Below Zero(華氏で0度以下)が何度もあったと言っていた。滞在当時中部アメリカは大寒波で、シカゴ空港は大雪で閉鎖され、高速道もあちこちで通行止め。なんとダラスまで雪が降ったとか。(以下の写真は本人のホームページより)
 
I. Group 4の初顔合わせと自己紹介。Wine and cheeseパーティー。(Dec. 9, 17:00-18:00)
 General Theological Seminaryにて。
 
II. Dinner of Group3 and Group 4(Dec. 9, 2000, 18:00-20:00)
 General Theological Seminary にて。
 
III.Session 1(Dec. 10, 9:15--12:00)
Generall Discussion with Group3 and Group 4 on "Evolution and Morality"
1) Is morality (spiritualty) a natural consequence of evolution?
2) Does morality (spirituality) introduce a framework of "ought" that can be drived from (or even reverse)the patterns of behavior produced by natural selection?
 
(Praveen) 物理的に言えば、嘘をつくとfree energyが高くなる。だから正しいことを言う。
(?) 生命はランダム性をうまく使っている。人間の心も同じ。これはエントロピーに反する現象だ。
(Pierre)
(Philip Clayton) それは物理学と生物学の違いか?
(?) 体は分子からできているが、ランダムな変化をする。自由意志は選択に反する。
(?) なぜ老人を保護するのか。
(?) 我々は「自然淘汰」を脱した。
(Jacques) レベルを区別しなくてはならない。進化は基本レベル。第2レベルは○○。最後のレベルが自由意志とか道徳とかが関係する。
(Bob) complex system --- collaps of wave function. 我々は理解できない。
 
The Iceberg Model (Faraneh Vargha-Khadem)
The Pyramids of Knowledge
[above water] Data, observation, experiment
[below water] intellectual engagement, motivation
[down] ethical moral consideration
[bottom] metaphysical elements, the need of the sense of truth
 
What is the status of the lower three levels as knowledge?
Is it knowledge 'above the linne' and mystery below?
 
Artificial Intelligence
Biologists have attacked "disembodied AI".
What new options are workable in CS?
Can neuroscience or psychology offer helpful models or guidelines?
Can the perspective of the spiritual quest offer any guide on this debate?
 
The Question of Practice
Practice of science and the practice of religion/spirituality parallel or contrast?
 
IV Sessionn 2 (Afternoon, December 10) (ここからはgroup 4 のみ)
1. Pierre Perrier, French Academy of Sciences
 [流体力学(航空力学)、数値計算の研究。Roman Catholic。東方(中東、インド、中国)などの初期キリスト教に興味を持つ。I am a mitigated Cartesian.]
 かれは、世界方程式
U = A(x, v)
B.C./Γ on U
を書いて、思弁的な議論を展開した。つまり、xの初期状態だけでは世界は安定に発展せずカオスになってしまう。重要なことは絶えず制御vが加えられていることである。自由度が少ない系はgenetic algorithmでも説明できるが、宇宙全体は最終状態を知って制御することなしには収束できない、と言いたい模様。つまり、世界が自律的な法則で自己発展するという理神論的な、あるいはNewton的な描像を否定したいらしい。そこがCartesianと自称するゆえんか? ただし、どうやって証明するのかという問題は残る。
 彼曰く、神の存在を証明するのではなく、神が今も働いていることを示した。
 
2. Prof. Manuela Veloso, Associate Professor, CS Department , Carnegie-Mellon Univ.
 [ポルトガル出身、42歳。協調ロボット、とくにRoboCupで活躍。ソニーと共同研究。カトリック。曰く、Deeply Catholic。この日(日曜日)の午前中、彼女だけはミサに出ると宣言して、会をさぼってSt. Patric Cathedralへ。]
 彼女は、複数のロボットが協調してサッカーの試合を行うビデオを見せ、聴衆はそのすばらしさに圧倒された。2050年には人間のサッカー選手に勝つと予言。しかし、彼女の立場は、いかにうまく動こうとも、ロボットは自意識や感情や魂を持たず、善悪の認識も(学習以上には)持たない。よく、「カトリックのくせにロボットを研究するとは何事だ」と怒られると、笑っていた。
 
3. Prof. Azriel Rosenfeld, Director, Center for Automation Research, University of Maryland
 [ユダヤ教のrabbi。専門は画像処理。宇宙が文字通り6日間で造られたというような考え方は持っていない、という。]
 スライドもプロジェクタもなしにしゃべったので完全には理解できなかった。人工知能から、機械は自意識や魂ももっているか、動物はどうか、Turing test をどう考えるかなどを話した。宗教と科学の関係は、矛盾というより"confrontation"と見るべきだ。二つの考えがある。一つは、宗教の古典が当時の自然理解に基づいて書かれているということである。もう一つは、アリストテレスのような考えで、宇宙は永遠であって、創造ということはそもそもなかった。創生記はメタファーだ、という考え方である。
 科学を研究することに対する宗教からの見方にもいろいろあり、右派は、そのように世俗的なことに対し嫌悪感を表す。しかし、創世記にあるように、「世界を支配する」もしくは「環境を保全する」ことは人間の使命であるし、申命記にあるように、「もろもろの民の目に、あなたたちの知恵を示す(4:6)」という見方もある。
 動物の知性と人間の知性はどこまで同じで何が違うか、という議論もあった。Jacques Vauthier は「クローン人間は、人間なのかロボットなのか」という問いを出した。
 
4. Dr. Philip Emeagwali, Independent Consultant
 [西アフリカのナイジェリア出身。数学、物理、天文学を学び、その後computer scienceを学ぶ。並列処理による計算科学のようなことをやったようだ。]
 私は二つの宗教を持っている。私の両親も先祖もアニミズムというか自然宗教のもとに生きている。そして同時にカトリック教会で受洗し、カトリックの小中高に通った。Philipと名乗っているが、本当の名前は「チュクラ」で、「チュク」とは神という意味である。アニミズムは、自然を尊敬する。コンピュータも自然でなければならない。だから、並列計算機の結合網も、自然界にないhypercubeよりも、hyperbole(?)を好む。コンピュータは道具であり、われわれ自身の延長である。しかし、人間には近づかないであろう。
 アニミストは一神教ではなく、どんなものにも神が宿ると信じ、木や地面のようなものまで崇拝する。これは科学者の態度と一致する。なぜなら、自然から学ばなくてはならないからである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教などは、神を世界から切り離し天に持っていってしまった。アニミストは論理や数学を心や世界から切り離そうとする動きも拒否する。科学と宗教は仲良くやってきた歴史を持つ。ギャップが広がったのは西側世界において2〜3世紀に過ぎない。宗教的伝統は科学研究のインスピレーションを与える。よい科学は半分は論理から、半分はインスピレーションから生じる。
 [Praveen]木を崇拝するとき、それは木自身を崇拝するのか、その背後にあるものを崇拝するのか。
 [Philip]どちらかというとそれ自体だ。
 [Praveen]仏教や儒教も似た考え方をすると思うが、それらの統合は可能か。
 
V Session 3 (Dec. 10, 19:30-21:00)
 DinnerのあとProf. Noreen Herzfeld, Computer Science Department, College of Saint Benedict, Saint John's Universityの発題。College of Saint Benedictはカトリックの女子大であるが、彼女はQuakerだと言っていた。
 なにぶんにもワインの入った食事のあとなので、メモも取れず記憶も不確かである。彼女は数学の出身でAIに入ったそうだが、神学の学位も持っているらしい。電話インタビューの記録を見ると、アウグスチヌスの "Oh God, you have created us for yourself, and our hearts are restless until the rest in you"なんていう引用がすらすら出てきたり、バルト、ニーバーなどが頻出してすごい。
 
VI Session 1 (Dec. 11, morning)
 
1. Dr. Bonnie Nardi, Design Anthropologist, AT&T Research Labs West
 [1970年代の後半に、UC Irvineにおいて、狩猟民族の社会行動に関するコンピュータ・シミュレーションで学位を取ったあと、西サモアやパプアニューギニアで調査を行った。その後、認知人類学(cognitive anthropology)に移り、人々が実世界においていかに意志決定を行うかという問題に取り組んだ。St. Louis のMissouri大学でtenure trackの助教授の職を得たが、大学院がなかったので、シリコンバレーに移って4年間、カストマーサポートだのLISTのプログラミングだの何でもやった。1989年にHewlett Packardに入社し、人間がどう技術を利用するかを分析し、その洞察をよりよい技術の設計のために使うというような仕事を始めた。"Information Ecology"(情報環境学)という技術批判の本をVicky O'Dayと共著で出版した。その後AT&TのDepartment of Human Computer Interfaceに移ったらしい。7歳のお嬢さんがいるとか。]
 彼女のスライドから。
  Spirituality in the ability to transcend culture
  1. New science of cost-benifit analysis
2. New technology of Environment
3. New organization to develop and propagate these spiritual activities
  - Efforts must be multi-voiced
  - e pluribus unum
 
Cost benefit Analysis
evaluate techologies and our use of them more effectively
Envisionment
resistance from scientist in nano-technology
Envisioning Ideal Formas
Intellectual Projects for a Spiritual Ecology of Technology
Spiritual Ecology of Technology
Spiritual Evaluation: Organization
 要するにEcology of Technologyが必要だということらしい。
[Branda] popular cuture(大衆文化)とは何か?
[Manuella]人々はこういうことを知らない。
[Bonnie] human technical creativityを信じる。
[Praveen]私は長い間、技術開発に従事してきた。しかし、その結果はいつもよく分からない。価値の教育が重要ではないか。そのための資金がない。
[Bonnie]もちろん教育は重要だ。小さなNGOが必要。マザーテレサはよい例である。
[Noreen]社会科学を変革しなくては。
[Pierre]Bonnieのような考えはpesimistic proposition to technologyだ。人間の業にはリスクもあれば益もある。
[Manuella]すべてはつながっている。その関係が問題だ。
[W. Mark Richardson司会者]価値への意識なしに技術開発を行うことは問題だ。
[Bonnie]まとめの議論。
 
2. Susan Dray, Dran and Associates Inc. (Minneapolis)社長
 [私は極めて宗教的な環境で育った。金曜や土曜にはユダヤ教の寺院に行き、日曜日にはカトリック教会のミサに出席した。Mills College(Berkeley)で心理学と音楽を専攻した。牧師になろうとしたが、Presbyteiranでは女性は牧師になれないと言われ、教会を離れた。それからStanfordで性差の心理学を研究したが、1年後UCLAに移りphysiological psycologyの研究を始めた。UCLAのいくつかの研究室にいたが、指導教官と寝なかったので研究室を追い出されたりして、結局解剖学の研究室で学位を取った。そこは非常に学際的であった。いろいろあった後、HoneywellのMan-Machine Interface部門に心理学者として就職。1987年に第二子が死産。1993頃(Presbyterianの)教会に戻り、今年の春deaconに選ばれた。夫はユダヤ教徒。]
 講演の前に、毎日やっているという音楽体操を披露。音楽は、"Ubi Caritas et Amor, ibi Deus." 彼女の関心が"Human Factores: design, implementation, use of technology"にあるという話をした。世代によって焦点は異なるが、user-centered designの重要性を強調。自分のspiritual journey が常にエキュメニカルであり、以下のように特徴づけた。
integrational and holistic
inclusive and open
presupposed a God with a feministic face
nominally Presbyterian (deacon)
husband: Jewish
I believe: God is redically relational, My science requires relationship
Where relationship is, God is (Ubi Caritas ibi Deusを真似て)
 
[Brenda] なぜ、迷路を自分の会社のシンボルにしたのか。(彼女のスライドには全部迷路のマークがあった)
[Praveen] sense of realityとvertual realityの関係は。
(メモは不完全)
 
3. Donna Marie Auguste, President and CEO, Freshwater Software, Inc. (Boulder)
 [子供の時からカトリックの環境に育つ。教会では15年以上Gospel Choirのためのバスギターを担当。UC Berkeleyの工学部に入学したが、周りが非常に保守的で有色人種に差別的であった。「おまえらが(affirmative actionで)いるから、Berkeleyの成績が下がるのだ。」と1976に物理のノーベル賞受賞教授に言われてショックだった。Apple, US Westなどに勤務したのち、Freshwater Softwareを共同創立。タンザニアなどの電話も電気もない田舎に衛星経由のインターネットを普及する活動に従事。]
 -Values-based leadership
 -diversity-based leadership
 -Calling
 -Sharecraft
[Praveen] あなたの力のもとは信仰か?
[Donna]主の恵みだ。I am instruments so many times.
[Jacques] Person or ---- ?
[Donna] Jesus is ........
 
VII. Session 2 in the afternoon of December 11, 2000
1. Oyanagi
 昼食後、私が講演。物理学から計算物理学への研究テーマの変遷を語った後、科学がそれ自体として自立していること、科学と宗教とを安易に結合してはならないこと、知識の体系としての科学は自立すべきだが、人間の営みとしての科学研究はその動機と利用において人格的な決断に依存していることなどを述べた。さらに、科学と宗教実践には共通するものは少ないが、科学者であるキリスト者は信仰の理解について科学におけると同様な知的な批判精神を持たなければならないことを述べた。また、キリスト教が「天におられる神」というように古代の宇宙観に依拠していることを指摘し、現代的な宗教言語が可能かどうかは大きな問題であると結論した。
 古代の宇宙観との混線の例として、ガガーリンが最初の宇宙飛行士として衛星に乗り、「天に昇ったが神様はいなかった」と言った話を出したら、何人かから、ガガーリンは本当は「神よ、地球は美しい」と言ったのに、KGBによってそういう風に変えられたのだ、ということが指摘された。
 
2. Dr. Praveen Chaudhari, IBM Research Division
 [インドでヒンドゥー教の家庭に生まれ、1961に渡米。1966にMITで博士号取得。その後IBMに務め、1980年代には科学担当副社長となる。専門は、物性物理、ナノテクノロジーなど。彼によれば、ヒンドゥー教を実践しているとは言えないが、その哲学には深く影響されている。ヒンドゥー教によれば、すべてのものにはBrahmaがあり、宇宙を貫いている。われわれもその一部であり、それをAtmanと呼ぶ。それを発見する方法が、瞑想、ヨガ、儀式である。次ぎに重要なのがKarmaの概念であるが、これは99%誤解されている。それは遺伝子のようなもので、環境とともに個性を形成する。それは運命でも宿命でもない。]
 OHPもプロジェクタも使わずに話したので理解できなかった。scienceもspiritualityも結局周りの世界の理解という点では共通点がある。spiritは測定はできないので、方法論は違う。還元主義では扱えない。(要するに、spiritを心、気持ち、気分と理解している。)
 
3. Bob Shoulders, R&D Manager, Agilient Technologies (Santa Rosa)
 [キリスト教の家庭に育ち、若い頃からキリスト教の信仰を受け入れた。最初North CarloinaにあるDavidson CollegeというPresbyterianの学校で医学を学ぶ。学校の権力と衝突して、生化学に転向。Dr. Chanのもとで研究に従事。しかし、grantを取るために研究するように思えて、工学に転向。修士号取得後、Hewlett Packardに勤務。彼によれば、科学が科学であるためには、神を排除しなくてはならない。]
Engineering Approach
goal --- proposed solution, test the proposals,
verify the goal is met --> Implement the solution
spiritual issuesも同じ
Measurable Results --- Requirements
A metric attempted in ethics --- Kant's "end in themselves" test
Examples --- Many important questions cannot be stqaed in measurable terms.
Solutions
  Knowledge, esperiece, INSPIRATION
Inspiration --- human? new arrangement of concepts.
  Machine can be ispired?
Conclutions
Engineering is pragmatic.
Engineering reply on inspiration.
Inspirationには3つの意味がある。
1. Spirit comes is
2. Animistic
3. All experience (awareness)
 
VIII Session 3 (after dinner on December 11, 2000)
 マンハッタンの南の方の自然食レストランで夕食を取った後、その場でセッションを持った。ワインで酔っていたためメモなし。食事中、カトリックのグループでDominus Iesusをどう見るかなどの議論あり。
1. Branda Laurel, Principal Nielsen Norman Group (Los Gatos)
 [キリスト教の雰囲気の中で育ったが、paganに興味を持つようになる。演劇学でOhio State Univ.から博士号。博士コースの間に、コンピュータゲームの仕事を始める。様々な会社の設立に関係する。専門は、human-computer interaction, virtual reality, computer gamesなど。49歳。]
 Wicca(ケルトの宗教)にすべて賛成するわけではないが、自分と宇宙の他の存在との関係をぴったりと表現している。神的なものは分散して存在し、自然現象の中にかいま見ることができる。聞いた感じでは、new age science系に聞こえる。
 pagan religionはなにかシンボルを持つか、という質問に対し、彼女は後ろを向いて、いきなり背中を出し、大きな線画の入れ墨を見せた。
 
IX Session 1 (in the morning of December 12, 2000)
1. Prof. Jacques Vauthier, Chief Officer of Knowledge Industry Dept., Universite Pierre et Marie Curie
 [両親は宗教的でなかったが、普通の子供と同じようにカトリックの洗礼を受けた。シスターの大叔母に影響のもとで神学や教理を学ぶ。。パリのカテドラルNotre Dameで侍者を務めた。(よい意味で)正統派のカトリックらしく、Fides et RaioとかDominus Iesusなどの話題が自然に出てくる。パリで数学を勉強し、21歳で講師、32歳で教授となった。はじめ多変数関数論、続いてブラウン運動による最適化を研究。続いてハンゼンベルク群を研究。その間、Paul Ricoeurの哲学のグループと関係。教育改革にも力を入れる。]
 Mathematics
"God gives us numbers and we did the extra work!"
"The efficiency of mathematics in sciences"
"Mathematics as a game"
 Philosophical perspective
Socrates faces death in Timee dialogue
Three Greek points of view
 universe as an animal / univers as a matter / universe as an icon for numbers
 Metaphysics
Where it appears?
What is the importance of it?
Core of philosophy
 Faith
Religere: link with somebody (Jesus), in contrast to wisdom
It gives coherence to the search of truth, coherence to one's life
[Q] realityとは何か?量子力学から見て?
[Brenda] 応用数学は堕落した数学か?
アメリカとフランスの数学教育の違いが議論になった。フランスでは最も抽象的なところから、応用と関係なしに始める。
 
2. Prof. Hendrik (Henk) Pieter Barendregt, Computer Science, Nijmegen University
(Katolieke Universiteit Nijmegen)
[4歳から17歳までMontessori schoolに通う。専門は型理論、形式言語、lambda-calculusなど。仏教、とくにTeravada仏教(小乗仏教)の瞑想(Zen)を実践する。仏教のholisticな世界観に共鳴。自意識consciousnessの問題を仏教的な世界観から解明しようとしている。]
 
Science quests for Insight
Spirituality quests for Happiness.
Mari Montessori taught us without teaching----experience of truth
Mathematics
λ-calculus
 7 + 5 = 15 concrete
 a + b = b + a abstract
 ab=ba  (a+b)2=a2+2ab+b2   abstract from operation
 A ⇒ A abstract from properties
 a | Raa abstract from truth
 λa.Raa
 (λa.Raa)A = RAA lambda calculus
Major impact of lambda calculus
Representing algorithm / Representation of mathmatics
 
science        insight, prediction
application of science  control
    control has its limit (scientific, financial, political, ecological, ethical)
 
Religion
faith --------------- believing ------------ true or not true
experiential ------ revelation, mysticism (Staal: Exploring Mysticism)
purifying --------- mental development (Teravada Buddhism)
 (irrationality, beauty, simplicication, non-dogmatic,
  hard body-mind problem (consciousness), purification
Laboratory for the mind ---- the monastary (mental development, exercitation)
 
3. Closing Session
 最後にあたって、Philip Clayton氏のワープロを投影しながらまとめの議論に入った。目的は論点を明確にすることであって、統一見解を出すことではない。このワープロファイルはメールで送ってくれることになっているが、まだ届いていない。
 Philipは問題を以下の5つに分類した。
1) machine and human intelligence
2) features of the human person
3) integrity vs. separation of science and spirit (religion)
4) insight
5) other
1) self-awareness, consciousness, embodyment
what is consciousness? communication analogy (radically human)
# disciplineからspiritへの影響はあるか?
ある(Brenda)、両方とも共通のpackageから出ている(Praveen)
# what is a technologist?
 Is ethic intrinsic to beeing a technologist?
 Is a way not intrinsic to being a scientist?
Intrinsic ? (Bonnie), situationによる(Bob)
 Ethics --- social contract? (Praveen)
 Ethics and relition (spirituality) related?
duty ethics vs. virtue ethics (Henk)
# The idea of emergence crucial?
  unknown results through computation
like in the universe
 consciousness in the human animal self-awareness
# Is reality fundamentally relational?
# How do we understand these non-algorithmic features of reality?
 In what sense in this a religious question?
 human free will is an important question
# Language -- computational language, machine language, ....
# Transcendent vs. Imminence
# あなたの宗教的伝統は他の伝統とくらべて、どのような特徴を持つか?
 
このような問題について、各自3月31日までに10頁ほどの論文を提出することになった。